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ピルの副作用(特に重大なもの血栓症
低用量ピルを飲むことで、血栓ができやすくなる場合があります。
血管を流れているべき血液が、途中でかたまってしまうことがあります。
このときできた塊を、「血栓」と呼びます。
血栓というのは、本来できてはいけないものです。
血管が詰まってしまうからです。
そこで「異常ですよ」という意味から、塊ができた状態のことを「血栓症」と呼びます。
血栓症の怖いところは、血栓が詰まった部位によっては、大変な結果を招く、ということなのです。
まず、血栓症が足の静脈に起こったら下肢静脈血栓といいます。
これは、下肢のむくみという症状がみられる程度です。
しかし、肺動脈に血栓が詰まったら肺塞栓症。脳動脈に血栓が詰まったら脳梗塞。
心臓の動脈ならば、狭心症や心筋梗塞。
これらの病気のもとになるんです。怖いですね。
低用量ピルを服用している人には、これらの病気の発生率が、
飲んでいない人に比べて高い、という傾向があります。
低用量ピルを飲む前に、もともと血栓ができやすいような素因をもっていないかどうか、
検査を受けることになるはずですし、
問診でも家族や親戚に、その傾向がある人がいないか、聞かれますので、
できるだけ思い出しておくといいですよ。